【マーケティング入門書】すぐ実践できる基本を学ぶ

ビジネス

こんにちは!

みっちーです!

今回は、「マーケティングとは何か」、「基本的な知識が欲しい」、または、「色々な本を読んだけどよくわからない」、というあなたにオススメの本をご紹介します。

その本がこちら

『USJを劇的に変えた たった1つの考え方ー成功を引き寄せるマーケティング入門』です。

著者はユニバーサル・スタジオ・ジャパン(以下USJ)をV字回復に導いた稀代のマーケターとして有名な森岡毅さんですね。

どんなところがオススメなのかご紹介していきます。

スポンサーリンク

本書の特長

マーケティングに関する本はとてもたくさんあります。

どれもがマーケティングに関する必要な知識、理論が書かれていて勉強になりますが、どうもなかなか理解できない…と思うことはありませんか?

本書は、はじめて学ぶ、または、これまで本を読んだり、勉強してきたあなたにもぴったりの入門書です!

本書の特長
  • 結果を出している森岡氏の実践内容がわかる
  • 理論が明確でわかりやすい
  • 具体例が多数出てくる
  • 成功と失敗の体験事例
  • 子供でも理解できるように書かれている
  • ポジティブなメッセージ

特長は多数ありますが、特にわたしがスゴイ!と感じたのは、森岡氏の高校生(当時)の娘さんでもわかるように書かれているということです。
(実際に娘さんに内容を確認されながら執筆されたそうです)

数学を駆使した分析を得意とする森岡氏ですが、難解に感じるマーケティングの理論と数字をかみくだいて書かれているので、とても楽しく、なるほど!と感じながら読み進めることができます。

260ページの本ですが、あっという間に読み終わり、でも得るものは1つ2つどころではなく、とても多くあるとわたしは思います。

本書から学べるポイント

ダイジェストでポイントを解説します。

マーケティングの力で企業は劇的に変わる

低迷していたUSJをマーケティングの力でV字回復に導かれています。

USJといえば「ハリーポッター」や「ハロウィン」というイメージが浮かぶ方も多いのではないでしょうか?

これらの事業も森岡氏がマーケターとしてリードしていった事業です。

2014年に始まったハリーポッターの翌年の2015年10月には、単月集客数がディズニーランドを上回り、集客数日本一のテーマパークになったんですね!

その裏で行われていた、マーケティングについて具体的に裏話も含め書かれていて興味深いです。

なぜ日本にはマーケティング思考がないのか

これは森岡氏も日本の課題と感じており、悲観されつつも将来への希望も持たれています。

日本はもともと「技術思考」のビジネスが強い国ですよね。

「メイド・イン・ジャパン」がブランドとして世界に認識されるように、「良いものをつくる技術」に関しては世界トップクラス!

同時に「良いものをつくれば売れる」という思考が根強く、マーケティングという考え方が育たない環境だったのですね!

森岡氏はそんな日本のビジネスに対して提言をされています。

マーケティングの本質とは?

マーケティングとは一言でいうとどういうものなのか。

いろいろな定義がありそうですが、本書では

売れるようにする=売れる仕組みをつくる」

としています。

そのためには、ブランドと消費者の接点をコントロールすることが大切なんですね。

具体的には下記のポイントです。

接点づくりのポイント
  1. 消費者の頭の中を制する
  2. 店頭を制する
  3. 商品の使用体験を制する

消費者の頭の中を制するためには「認知率」を高めること、店頭を制するためには「配荷率」「山積み率」「価格」に注意すること、そして商品の使用体験を制するために「消費者価値を上げるための商品開発」をリードすることが大切である、と具体的事例をもとに解説されています。

はじめて聞く言葉も出てきますが、どれもが納得の内容です。

「戦略」と「戦術」の違い

「戦略」とは目的を達成するための資源配分の選択のこと。

「戦術」とは戦略を実行するためのより具体的なプランのこと。

なにやら少し専門的になってきますね。

事業には達成すべき使命があります。それが目的ですね!

そして達成するための資源とは、お金や人、情報、時間などがあります。

限られた資源の中で、最大の結果を生み出すためには、「やるべきこと」と「やらないこと」を見極め、選択と集中をしていくことが大切ですよね!

それを決めるのが「戦略」。

そして、決めた「戦略」のもと、具体的に何をしていくのか計画するのが「戦術」ですね。

マーケティングのフレームワーク

マーケティング思考に関してとても具体的に、それでいてわかりやすく書かれています。

フレームワークは下記の通りです。

戦況分析:市場構造の理解

目的:達成すべき使命

WHO:誰に売るのか

WHAT:何を売るのか

How:どうやって売るのか

「目的」➡︎「戦略」➡︎「戦術」の流れに沿って、具体的にプランを決めていくんですね。

ぜひ手に取ってみてほしい

以上、ダイジェストで本書の特長、そして学べるポイントについてご紹介しました。

社会人になられたばかりの方、仕事で成功率を上げたい方、キャリアアップしたい方、これから就職される方、マーケティングに関わらない仕事をしている方でも、得るものはたいへん多いと思います。

わたしも仕事でキャンペーンを担当することがありますが、読んでから早速実践してみることで、自分の理解もそうですし、プロジェクトのメンバーにも明確に伝わりやすく、同じ方向で進み、結果に繋がっています。

興味を持って頂けた方はぜひ一度手に取って、読んでみてください。

その他、ビジネスにいかせる、ビジョンや、マネジメントに関しては下記もオススメです。

それでは今回はこのあたりで!

ありがとうございました!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました