【10分で解説】『人を動かす』を理解するたった1つの大原則とは?

ビジネス

こんにちは!

みっちーです!

今回は本のご紹介です!

私はここ10年、毎月最低1冊以上、自分の関心のある本を読み、そこで学んだことを仕事やプライベートで実践するようにしています。

そんな私が今回ご紹介したい本はコチラ!

D・カーネギー著『人を動かす』です。

きましたー!歴史的名著!もはや不朽の古典自己啓蒙書と言えます。

結論から言いますと、この本…めちゃくちゃ勉強になります!

「確かに!」「なるほどなー!」

と思うところがたくさん出てきます。

でも正直ボリュームが多いし、たくさんの原則が出てくるし、外国の書籍は苦手…という方もいるかもしれませんので、私が要点を10分で解説します。

こんな方におすすめの記事
  • 人間関係を良好にしたい!
  • 仕事を円滑に進めたい!
  • 『人を動かす』に興味がある!
  • 読むのを途中で挫折した!

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『人を動かす』ポイント!

こんな方が多いかも!

『人を動かす』は邦訳で500万部売れた、とても認知度の高い本ですので、ビジネスマンならば聞いたことがある、または書店で見かけたことがある、という人が多いのではないでしょうか。

または、他の書籍の中でD・カーネギーや『人を動かす』が引用されていることもありますよね。

一方、こういう方もいるかもしれません。

読んでみた人けど途中で挫折した💦

本書はページ数からしたら400ページにも満たないくらい(創元社:ハードカバー書籍)ですので、特別長い訳ではありません。

しかし読み始めた方ならわかりますが、ボリュームがあるように感じます。

『人を動かす』の原則とは?

ボリュームが多く感じる理由があるんですね!

それは『人を動かす』ための原則がめちゃくちゃたくさんある!

原則を書いてみますと下記の通りですが、さらーっと目を通して頂くだけで大丈夫です!

人を動かす3原則
  1. 盗人にも五分の理を認める
  2. 重要感を持たせる
  3. 人の立場に身を置く

人に好かれる6原則
  1. 誠実な関心を寄せる
  2. 笑顔を忘れない
  3. 名前を覚える
  4. 聞き手にまわる
  5. 関心のありかを見抜く
  6. 心からほめる

人を説得する12原則
  1. 議論を避ける
  2. 誤りを指摘しない
  3. 誤りを認める
  4. 穏やかに話す
  5. ”イエス”と答えられる問題を選ぶ
  6. しゃべらせる
  7. 思いつかせる
  8. 人の身になる
  9. 同情を寄せる
  10. 美しい心情に呼びかける
  11. 演出を考える
  12. 対抗意識を刺激する

人を変える9原則
  1. まずほめる
  2. 遠回しに注意を与える
  3. 自分の過ちを話す
  4. 命令をしない
  5. 顔をつぶさない
  6. わずかなことでもほめる
  7. 期待をかける
  8. 激励する
  9. 喜んで協力させる

幸福な家庭をつくる7原則
  1. 口やかましく言わない
  2. 長所を認める
  3. あら探しをしない
  4. ほめる
  5. ささやかな心尽くしを怠らない
  6. 礼儀を守る
  7. 正しい性の知識を持つ

どひゃ〜!全部で37原則!!

しかも、D・カーネギーが15年かけて研究した人間の行動の本である為、原則を導き出した実例が一つの原則あたり2〜4つくらい出てきます。登場人物もとにかく多いです。政治家から子供、工場のマネージャー、社長などおそらく主要人物100名以上の出演があると思います。

逆にこれだけの実例を元にした原則を、400ページにまとめたのはさすがカーネギーですね。

途中で挫折した方は、この原則、実例のボリュームに負けたかもしれません笑

そこで私はこの本をじっくり読み分析した結果、気づきました!

『人を動かす』の中で最も核心となる部分

1つの大原則に基づいている

ということです。

D・カーネギーが最も言いたいこと、すなわち『人を動かす』でココを押さえれば良いということになりますのでまとめます!

大事なことは1つの大原則

重要感を持たせる

人を動かすために最も大切な大原則は

重要感を持たせる

コレですね!

重要感を持たせるとは、

相手に「自分は大切にされている」「重要な人物として評価されている」と感じさせることです。

人のモチベーションが上がる要因は「周りからの評価」だと言われます。

人は、自分に対して評価してくれる人、大切にしてくれる人のことを、同じように大切にするんですね。

例えば上司に仕事を任されるとき、どちらの言い方をされると「よし!やろう!」と思えますか?

🟢 Aパターン

上司
上司

○○くん!君は今、時間あるだろう!

この書類作ってくれるかい?

🟢 Bパターン

上司
上司

○○くん!まとめるのが上手な君だから任せたいんだけど、

この書類作ってくれるかい?

AとB、どちらの言われ方がやる気が出ますか?

Bですよね!

「あなただから任せたい」とあなたの力が重要であることを伝えています。

では、具体的にどのようにして重要感を持たせることができるとカーネギーは言うのか。

重要感を持たせる方法

重要感を持たせるために意識することは2つあります。

ほめる

何よりもカーネギーが大切に考えていることはこの「ほめる」ということです。

カーネギーは言います、とにかくほめなさい!と。

命令したり、批判したり、強く言ったりするのは、一時的なもので、相手を心から動かすためには逆効果であると。

ほめることで相手は認められていると感じ、より良い次のアクションへの動機付けとなります。

人には承認欲求がありますので、ほめられ、認められると、モチベーションが上がっていくんですね!

ただし、ほめ方には注意が必要です。

表面上のこと、うわべだけでほめてはいけないということです。

うわべでほめることは逆に「ばかにされている」と感じてしまうこともあるそうです。

なのでほめるときは心から自分がそう思っていることを、相手の努力大切にしている価値観・考え方に対して言葉で伝えることが大切なんですね!

相手の立場に置き換える

人を動かすということは、自分ががこうしたいということを相手に求めることですよね。

だからといって、自分の考えだけで、伝えてはいけません。

相手には相手の考えや、タイミング、環境、があるからですね。

相手に何かをして欲しいと思うときは、

相手はどう考えているんだろう

どうしたら喜ぶだろうか

一度、相手の立場になり考えることが大切であるとカーネギーは言っています!

ぜひ読んでみて欲しい

いかがでしたでしょうか。

人を動かすには「重要感を持たせる」ことが大原則なんですね!

そのために「ほめる」「相手の立場に置き換える」ことが大切!

その結果、人を動かすことができるという内容でした!

今回は私が分析した1つの大原則という形でまとめさせて頂きましたが、興味がある方、もっと具体的に人を動かす方法を学びたい方はぜひ書籍を読み、37原則を知り、全てではなくても、いくつかでも実践してみて頂ければと思います。

きっと今までの悩みがスッと解消するような方法に出会えると信じています。

書籍に関心を持たれた方は一度、どんなものかと見てみてください⬇️

それでは今回はこのあたりで!

ありがとうございました!!

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