こんにちは!
みっちーです!!
今回は岐阜県の岐阜城をご紹介します。
織田信長のルーツに迫る岐阜城は圧倒的な存在感で感動さえ感じます。
信長の思想や想い、野望がひしめく、歴史と岐阜城の魅力を堪能ください。
岐阜城の歴史
信長公・道三公ゆかりの城
岐阜城は歴史を知るとよりその楽しみ方に感動が加わります。
まずは岐阜城の歴史からご紹介しますね。
岐阜城は、かつては稲葉山城と称していました。
金華山頂にはじめて砦を築いたのは、鎌倉幕府の執事二階堂山城守行政と伝えられています。
戦国時代には、斎藤道三の居城でもあったところです。
特に岐阜城の名を天下に示したのは、永禄10年(1567年)8月、不世出の英傑織田信長がこの城を攻略し、この地方一帯を平定するとともに、地名も「井口」を「岐阜」と改称し、天下統一の本拠地としてからでした。
しかし、慶長5年(1600年)8月、関ヶ原合戦の前哨戦の際、信長の孫秀信が西軍に味方した為、東軍に攻め入られ、激戦の末陥落しました。
翌慶長6年、岐阜城は廃城となり天守閣、櫓等は加納城に移されました。
現在のお城は、昭和31年7月、岐阜城再建期成同盟によって復興されたもので、鉄筋コンクリート造り、3層4階構造で延べ471.77㎡、棟高17.7mの威容を誇ります。
平成23年2月、金華山一帯が「岐阜城跡」として、国の史跡に指定されました。
岐阜城の主人公たち
岐阜城をめぐる歴史の主人公たち。
それが織田信長と斎藤道三です。
歴史が好きな人はもちろん、織田信長は誰もが知っていますよね!
織田信長
織田信長
天文3年(1534年)、尾張の織田信秀の次男として生まれ、幼名を吉法師、元服して上総介信長と名乗りました。永禄10年(1567年)、稲葉山城を占拠して天下統一の足場とし、城下町には「楽市楽座」を設けました。
当時の岐阜の町の様子をポルトガルの宣教師ルイス・フロイスは「バビロンの賑わいのようであった」と述べています。
天正4年(1576年)岐阜城を長男信忠にゆずり、自らは安土桃山城へ。天正10年(1582年)、本能寺の変で倒れました。
斎藤道三
斎藤道三
道三が油売りの行商から美濃国へ来て、国盗りに成功した物語はあまりにも有名。
しかしこれは、道三の父の長井新左衛門との事歴が重なっているとも言われています。
道三は美濃生まれ、署名を長井(藤原とも)新九郎と言い、長じて主家の斎藤家を乗っ取り、斎藤新九郎利政と称する。その後、守護土岐頼芸を追い、ついに美濃国の実権を握り、剃髪して斎藤新九郎入道道三と名乗りました。
晩年、息子の義龍と不和になり、弘治2年(1556年)4月20日、長良川を挟んで戦い、敗死しました。
岐阜公園と岐阜城
岐阜公園
岐阜城のある金華山のふもとには岐阜公園があり、緑豊かでとても美しい公園です。
岐阜公園の入り口には敵を射抜こうとする信長公の銅像があり、とてもカッコ良いです!
そしてその銅像横の門をくぐり進んでいくと、緑溢れた綺麗な公園があります。
川と緑でマイナスイオンが溢れとっても癒されます!
土曜日だったこともあり、観光客のみならず、多くの地元の方も公園に遊びに来ていました。
さて、岐阜城は金華山の山頂にありますので、上まで登らないとなんですね!
ちなみにお城はココです…
ふもとから見ると小さい!ほんと山頂の高台にある!!
金華山ロープウェー
ハイキングコースもあり歩いてもいけるのですが、やはりここはロープウェイで😆
ロープウェイに乗るとグングン山頂に向けて進んでいきます。
「わぁ!すごい!!」
といった声がロープウェイの中に溢れていました。
わずか4分間ですが、ガイドさんが解説をしてくださり、テンションが爆上がり!
金華山ロープウェー
営業時間:
3月16日〜10月16日
9:00〜18:00
10月17日〜3月15日
9:00〜17:00
※GW・夏季期間はナイター延長
運賃:
大人 片道630円 往復1,100円
小人 片道300円 往復550円
詳細は公式HPを確認ください
そして、ついに山頂の駅に到着!!
さらに、そこから少し歩くんです。
でも、要所要所で解説付きの名所があり、知識を深めながら岐阜城を目指せるようになっているので楽しみながら進んでいきます。
すると、見えてきます、お城が✨
岐阜城
なんかかっこいい造り✨
そんなことを考えているとお城に到着します。
石垣の見事なお城ですね!
信長は自分の権威を示すため、また守りを強化するために、石垣を至る所に使っています。
城内は貴重な資料館
岐阜城の中は貴重な資料も展示されており、岐阜や城、信長を中心とした歴史の舞台に登場する人物を学ぶことができます。
天下布武を目指した天守閣
そしてなんといっても一番の見どころは天守閣からの眺望です!
岐阜城は現在築城されている城郭のうちでは、有数の高さ(標高329m)にあります。
最上階からは、眼下に鵜飼で有名な清流長良川が市内を貫流し、東には恵那山、木曽御嶽山が雄大な姿を見せ、北には乗鞍、日本アルプスが連なっています。また西に伊吹、養老、鈴鹿の山系が連なり、南には濃尾の大平野が豊かに開け、木曽の流れが悠然と伊勢湾に注いでいる様子を一望におさめることができます。
かつてここで信長が天下を見晴らしたように壮大な眺望を楽しむことができます。
信長はこの景色を見ながら、世の平定、経済の発展、天下の統一、そして世界進出を目指していたんですね!
また、岐阜城では夜に行くと、夜景もとても綺麗に見れるそうです!
金華山山頂
お城の近くには、「岐阜城資料館」もあります。
また、ロープウェー山頂駅の近くには「金華山リス村」もあります。
日本で初めて開園し、かわいいリスがたくさんいますので、子供たちも楽しめますね!
営業時間:9:30〜16:30
入園料:大人400円 小人300円
岐阜公園その他スポット
岐阜公園は広大な敷地ですので、金華山の岐阜城以外にも楽しむスポットが多数あります。
信長公居跡
岐阜城の歴代城主の館は、金華山のふもとにありました。
斎藤道三に始まる斎藤氏三代の頃に造られ、織田信長が大規模に造成・改修をしました。
現在はこのような感じです。
発掘調査から、巨石を立て並べた入り口や金箔瓦を使用した建物、巨大な岩盤を背景にした庭園などがあったことが分かっています。
このような造りだったようです。
さすが信長の御殿ですね!
庭園がとても綺麗ですね!!
信長と『天下布武』
永禄10年(1567年)10月、信長は『天下布武』印を使い始めます。
信長はそれ以降、「天下」という言葉を多用するようになり、時代は戦乱から統一へと大きく動き出すんですね。
『天下布武』の印と信長の署名が石碑となっていて見ることができます。
三重塔
この三重塔は、大正天皇の即位を祝う、御大典記念事業として企画され、市民から寄付を募り、大正6年に岐阜市が建立したものです。
中には入れませんが、木々の緑の中に朱色がひときわ鮮やかに映え、とても美しいです。
岐阜市歴史博物館
岐阜の歴史と伝統について学ぶことができます。
1階は特別展示室となっており、時期によって展示内容が変わるようです。
私が行った時は、岐阜の伝統「和傘」について、とても優美で鮮やかな和傘が多数展示してあり、その歴史を知ることもできました。
そして2階は岐阜の歴史を学ぶことがきます。
「原始・古墳〜古代中世エリア」「戦国ワンダーランド」「近世〜近代・現代」と3つのエリアに分かれています。
特に面白いのは「戦国ワンダーランド」ですね!
斎藤道三の時代から安土桃山時代までがあり、特に信長にスポットを当てており、模型と映像で楽しむことができます。
楽市場や町の様子を再現されていたり、映像で、信長の御殿を再現した映像は思わず見入ってしまう面白さです!
五平餅
旅では食べ物も楽しみの一つ✨
金華山では五平餅が名物です!
今回食べさせて頂いた植木屋さんでは、店主がその場で焼いてくれます。
注文して待つこと約10分、五平餅をいただきました!
出来立てなので、めちゃめちゃ熱いです笑
お米を粗く潰したお餅を甘い味噌で焼いた五平餅。
とても美味しい!!
ぜひ、訪れた際はご賞味ください😆
信長の歴史と自然にふれて
岐阜城と岐阜公園はとても素晴らしいところでした。
信長を中心とした岐阜での戦乱、そして信長の想いや野望が、時を超えて伝わってきます。
当時歴史はこの岐阜、そして岐阜城を中心に動いていたんですね。
歴史に興味がある方も、お城に興味がある方も、また自然が好きな方も、ぜひ訪れてみてください。
大人旅に関しては下記の記事もご覧頂けると嬉しいです。
オススメの旅行先です。
それでは今回はこのあたりで!
ありがとうございました!!
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