こんにちは!
みっちーです。
今回は岐阜県にある郡上八幡をご紹介します。
かつての面影を残すレトロな街並みを歩き、ノスタルジックな想いが湧きあがります。
そこで素敵な水の町、郡上八幡のオススメ観光スポットをどうぞ!
郡上八幡とはどんなところ?
昭和レトロな雰囲気が漂い、
清らかな水路がめぐる水の町
郡上八幡とはどんなところ?

郡上八幡は岐阜県のほぼ中央に位置しています。
かつては郡上郡八幡町でしたが、2004年に郡上郡の7町村が合併し八幡町は廃止されました。
この地域が一般的に郡上八幡と呼ばれています。
郡上八幡は、江戸時代から郡上藩の城下町として栄え、かつて多くの職人の店や商家で賑わいを見せた職人町であり、鍛冶屋町。
現在も当時を彷彿とさせる古い街並みが残り、国の重要伝統的建造物保存地区に指定されています。
町の中にはいたるところに水路が巡っており、名水の町であることを感じさせてくれますよ。
郡上八幡の歴史
郡上藩は戦国時代、織田信長や豊臣秀吉の家臣であった遠藤氏、次いで稲葉氏の支配下にありました。
関ヶ原の戦いで稲葉貞通が豊後臼杵に移された後、遠藤慶隆も関ヶ原の戦いで東軍について戦功を挙げたことから、慶隆は2万7000石を与えられて旧領復帰を許され、郡上藩が立藩しました。
最後の藩主青山幸宜は戊辰戦争で新政府側につきましたが、家老の朝比奈藤兵衛の子、茂吉は凌霜隊を組織して旧幕府側に味方するなど藩が分裂。明治4年(1871)の廃藩置県で郡上藩は廃されて郡上県となり、旧郡上藩領は同年11月に岐阜県と福井県に分割され編入されたんですね。
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郡上八幡城

日本最古の木造再建城
まずご紹介するのは郡上八幡城です。
町の高台に位置し大変美しいお城です。
歴史
郡上八幡城は戦国時代末期の永禄2年(1559)、遠藤盛数が陣を敷き、稲葉貞通、遠藤慶隆の興亡を経て大普請され、寛文7年(1667)、六代城主遠藤常友の修復によって幕府から城郭として認められました。
郡上八幡城公式パンフレットより
その後、井上氏・金森氏が相次いで入部。宝暦騒動で金森氏が改易された後、青山氏によって治められました。現在の城は、昭和8年(1933)、大垣城を参考に再建され、木造4層5階建ての天守閣等は郡上市重要文化財に、一帯の城跡は県史跡に指定されています。
お城の中は日本最古の木造再建城だけあって、歩くたびにギシギシと大きな音が立ちます。
歴史を感じる建物です。
そしてお城の天守閣からはかつての城下町を見渡すことができます。


右側の写真は天守閣から町並みを撮ったものですが、町が魚の形をしているんです。
(左が頭で、右が尾ひれ)
撮り方が悪く分からないですよね💦笑
郡上八幡城は桜が満開の4月上旬や11月の紅葉あたりの時期に訪れてもとても綺麗だと思います。
また敷地内には、戊辰戦争で、旧幕府軍につき戦った凌霜隊のお墓もあります。

郡上八幡城
開館時間:通常期 9:00〜17:00
6〜8月 8:00〜18:00
11〜2月 9:00〜16:30
駐車場:20台
休館日:12月20日〜1月10日
入館料:大人320円、小人150円
詳細は公式ホームページで確認ください
山内一豊と妻「千代」

はじめての土佐藩主である山内一豊。
その賢夫人、千代は古くから伝わる家系図により郡上八幡城始祖・遠藤盛数の娘と示されています。
夫の一豊の立身出世を支えた逸話を物語る銅像は、郡上八幡城から城下町へ向かう途中の広場で見ることができます。
やなか水のこみち

賑わいのある通りから一本細い道に入るとそこは美しい清水の通りになっています。
注意しないと見落としてしまうかもしれません。
しかし、細い一本の道ではありますが、爽やかな水路沿いにある通りで、水の町を象徴するかのような清らかな雰囲気を感じることができます。
長良川と吉田川の玉石を約8万個敷き詰め、水の流れや渦を表現した石畳になっています。
郡上八幡博覧館

大正時代の旧税務署を改装した、郡上八幡の歴史や文化を発信する博物館です。
館内では一日4回実施している「郡上おどり」の実演を見ることができます。

郡上おどりは10種類あるそうですが、そのうち3種類の踊りを見せて頂きました。
そして、見るだけではなく、踊り方を教えてくれて、その場でみんなで踊る(座りながら)という楽しい時間もあります。
400年にもわたって城下町で歌い踊り続けられてきたもので、江戸時代に城主が士農工商の融和を図るために、藩内の村々で踊られていた盆踊りを城下に集め、「盆の4日間は身分の隔てなく無礼講で踊るが良い」と奨励した為、年毎に盛んになったそうです。
7月から9月にかけて行われ、特にお盆の時期の4日間は午後8時から翌朝の4時や5時まで徹夜で踊り続けるそうです。
踊り子に疲労が見られると演奏隊はゆっくりした演奏にするなど、連携をとって楽しんでいると言われていました。

宗祇水


町のシンボルとも言われる宗祇水。
室町時代の古今伝授の故事を伝える湧水だそうです。
通りから少し外れた川沿いにあり、神聖な雰囲気を感じます。
郡上八幡旧庁舎記念館

昭和初期に建てられた旧庁舎を生かした観光案内所です。
とても素敵な外観ですね。
木造洋風建築のレトロな雰囲気を残した旧役場庁舎です。
中に入ると名産品の販売や食事処、休憩所などがありました。
観光情報が欲しい時は立ち寄りたいですね。

食品サンプル創作館 さんぷる工房

築150年になる町家を改造した体験型ショップ。
中に入るとびっくり!
食べ物がいっぱい!
と思いきや、全て食品サンプルです。
本当に実物と区別がつかないくらいリアルです。
たくさんの種類があって楽しいです。
店内では食品サンプル作りの体験ができるコーナーもあります。

ホットケーキのキーホルダー買ってみました😆笑

お蕎麦屋さん「そば平甚」

旅の楽しみの一つは食事ですよね!
特に私はお蕎麦が好きなので、旅先での食事はお蕎麦を選びがち✨
そして今回もお蕎麦屋さんでお昼をとりました!
お店は「そば 平甚」さん。
店内に入ると有名人の方々のサインがたくさんありました。
TVにも多数出ているようです。
今回食べたのは
「飛騨牛丼、ざる蕎麦、自然薯のランチセット」


もう、感動です!
ほんと美味しい✨
飛騨牛食べたのはじめて!
噛めば噛むほど旨味が出るとはこのことか!
って感じです。
お蕎麦もコシがあり、のどごしも良いです。
そして、岐阜県産の自然薯がついてきます。
日本原産の野生種で、その他の山芋(長芋、大和芋など)とは別物。
山芋と似ているけど、少し深みとか渋みがあるように感じます。
山菜の王者と言われカルシウム、鉄分、リン等のミネラルやビタミン類も豊富で、新陳代謝や細胞の増殖機能を促進、疲労回復や虚弱体質の改善、食欲増進、免疫力を高め、風邪予防にも期待ができると言われているそうです。
その自然薯をお蕎麦のつゆに入れて食べると、自然薯の味の深みとお蕎麦の爽やかさがほんとにグッドマッチングです!
やっぱ美味しいお食事って幸せな気持ちになりますね。
ぜひ郡上八幡を訪れたときはお立ち寄りください。

旅のまとめ
水の町と言われるように街並みは水路で囲まれており、とても美しく、また、昭和レトロな雰囲気が溢れており、家族、カップル、また一人旅で来られている方が多数いらっしゃいます。
名古屋からも車で1時間と近いのに、こんな町があるんだ、って感動します。
ぜひ、大人の日帰り旅、郡上八幡で楽しんでみませんか。
岐阜のおすすめスポット「美濃」についても併せてご覧頂けると嬉しいです。
それでは今回はこのあたりで!
本日もありがとうございました!!
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