ネット試験と統一試験。2つあるけど何が違うんだろう?
コロナ禍において、自宅で過ごす時間も増え「資格の勉強でも始めよう」と学習を始めた方も多いのではないでしょうか?
人気資格の簿記3級は毎回、多数の受験者がいます。
従来の統一試験に加えて、2020年12月14日よりネット試験という新たな受験方法もできました。
ではこのネット試験と統一試験は何が違うのでしょうか。
解説していきます。
ネット試験と統一試験何が違う?
ネット試験と統一試験はいくつか違う点があるので、
しっかりと確認して受験しよう!
問題のレベルの違いはあるの?
同レベルの問題が同一の形式で主題されますので、難易度の違いはありません。
ただし、ネット試験の場合はパソコン上で答えを入力していきますので、慣れていない場合は解きづらさを感じるかもしれません。
ネットと統一、同じ問題が出題されるの?
ネット試験は毎回異なる問題が出題されますので、問題は異なります。
受験者ごとに違う問題が出題されるので、同じテストセンターで、同じ時間に、同じ級を受験しても、全員異なる問題が出題されます。
試験の申込み方法の違いは?
統一試験の申込みは各商工会議所によって異なります。
ネット試験はテストセンターの全国統一申込みサイトから申込みを行います。
受験票はあるの?
統一試験の場合は、試験日の約2週間から1週間前に受験票が送付されます。
ネット試験は受験票はありません。
受験方法
統一試験
指定された試験会場に行って受験します。試験方法は紙媒体(ペーパーテスト)です。
試験終了後、問題用紙、回答用紙、計算用紙は回収されます。
ネット試験
申込み日時に申込みした会場に行って受験します。
試験画面に受験者情報を入力しながら試験が開始します。
受験者ごとに異なる試験問題(ランダム組み合わせ)が受験者のパソコンに配信され、受験者はパソコンで回答を入力します。
計算用紙は配布されますが、試験終了後に回収されます。
合格発表と合格証書
統一試験
試験日の約1週間から1ヶ月後に合否が発表されます。
合格証書は申込みをした商工会議所で発行されます。
ネット試験
試験終了後、即時に自動採点され、結果は画面に表示されます。
合格者には即日、ダウンロードの形でデジタル合格証が交付されます。
勉強の仕方とレベルの傾向
勉強の仕方の違いは?
新しくネット試験ができましたが、勉強の仕方に違いはありません。
「標準的な問題が全範囲から出題される」と言われていますので、基礎をしっかりと身につけ、問題集で問題を解き、対策を立てながら学習していきましょう。
ネット試験を受験される方は、回答を入力する作業がありますので、事前にパソコンで解き、入力する練習をしておいた方が良いですね。
レベルの傾向
ネット試験は随時施行で、問題データベースがランダムに抽出されて各受験者のパソコンにダウンロードされます。
そのため、問題の均一化がされることが予想されます。
従来は難易度にばらつきがありましたが、そのばらつきが無くなり、標準的な良問が出題されているようです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
2020年12月以来、ネット試験が加わることによって、受験しやすくもなりました。
私が受験した時は、ネット試験はありませんでしたが、個人的にはやはり統一試験にするかな。
即時結果が分かるのも良いけど、発表を1ヶ月ドキドキで待って、商工会議所で「合格証書」を貰うのが嬉しかったから。笑
皆様はどちらにされますか?
簿記3級の概要に関しては下記記事もご参照ください。
皆様の受験の参考になれば嬉しいです。
それでは今回はこのあたりで!
本日もありがとうございました!!
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